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神山生活五年目

仕事復帰して半年が経った

プログラマー35歳、定年まではいかなかったが身体の一部を失うことになった - dunno logs

上記の記事を書いてから半年経ちました。2/1 から仕事復帰していたので、今日でちょうど半年です。

💪身体のこと

術後の経過

7 月の後半に、術後初めての検査を行い、切除部分の状態や、腫瘍の転移の有無、また、いくつか気をつけなければいけない数値があるので、そのチェックを行いました。

結果としては、今回は全く問題なく、まずは合併症もなく術後半年を終えられたことを喜んでいます。

一方で手術を担当してくれた医師からは「今回は問題なかったけど、最低 5 年は半年ごとの検査をお願いしますね」と念を押されました。少し気が緩みそうになっていましたが、改めてまだ自分にはリスクがあるということを再認識できました。

日々の体調

昨年から比べると体重が 5 kg 近く減っていて、それもあり体力の低下があり、かかりつけ医からも食事の指導を受けたりしています。

一方で、それ以外の部分は昨年の休職前よりも良くなっていて、過労、心労でいろいろ身体が駄目になっていたんだなと実感しました 😅

体重減を気にしたのか、父親からどこで見つけてきたのか中古のインドアバイクやらレッグスライダー(?)やらが自宅にデプロイされ、結構使っています 🚴夏場は外に出るのもしんどいし、室内用の器具はいいですね。

🖥仕事のこと

2/1 より 9:30-17:00 での時短勤務を開始しました。

仕事内容

古巣の部署に戻ったということもあり、昔なつかしのツールの修正をガリガリとしています。
自分が何年も前に作ったツールに対して、End to End のテストを準備したり、Docker でローカルの開発環境を用意したりと、昔の自分から成長を感じられる部分もあって面白いです。

自分の所属するチームは、社員向けの業務改善がメインで、チームの半数以上は Salesforce 環境での開発をしているのですが、自分はプロジェクトのタイミング的にそちらには入れず、既存の内部向けのツールの改修を行っている感じです。

その中でも Kintone や Zapier 、Zendesk、Workplace などの社内ツールとの連携もあり新鮮でした。
Zapier なんかは他社でもエンジニア以外が触ってると話題になってますが、サポート部門の人が、Zendesk から Zapier の Webhook を呼び出して、Workplace に投稿するとか普通に組んでてびっくりしたりします。そういう部分ではプログラマは要らなくなりそうですね 😳

勤務時間や締切とか

勤務時間は完全に時短の時間だけで過ごしたのは 2 月ぐらいで、それ以降は少しずつ 1 日に 15 分、30 分、45 分と勤務時間を様子見ながら増やしていきました。

今は、9:30-17:00 を基本にして、朝に 1 時間とか、朝夕で 30 分ずつとか時間をずらしながらだいたい他の社員の規定時間(7時間半) は勤務するようにしています。それ以上の残業は、夕食の調理時間に影響するのであまりしません🔪

締切に関しては、無理が無いように上司からコントロールされているというよりは、進捗の遅延に関して残業等を求められないという方が正確な状況です。なので逆に業務内容はこれまでと変わりません。
正直半年ぐらい離れていて、部署異動までしてしまったので、見積もりの精度が悪くなっていて、ずるずると延びてしまうプロジェクトがありました 😩以前なら求められるにせよ、求められないにせよ残業してたなぁと考えると、個人としての反省はしつつも無理なく仕事ができていると思います。

最近は週次の進捗確認時には、Pivotal Tracker の週の Activity を全部書きだして、細かく報告や振り返りをさせてもらうことで、見積もり精度の悪さを修正していっています。(たぶん上司はメンドイだろうと思いますが、、付き合ってくれています 🙏)

👨‍👩‍👧家庭のこと

引き続き料理担当

食事で一部気をつけなければいけないものがあるので、引き続き昼夜の食事担当をしています。

毎日継続していくと次第に週末の作り置き、朝少し作って昼休憩時に少し作って夜に仕上げるといった段取り力もあがり、自分でも目に見えて作れる量やスピードはあがったなぁと思います。(味は知らない)

買い物も、安く買える八百屋やローカルのスーパー、市場なんかを見るのが好きになりましたし、「これはここが安い」とかも頭に入ってくるようになりました。結局プログラマみたいな職種でも、なかなかその辺は IT 化したりせず、結局は記憶とかメモ。。

最近普通に料理は楽しくて、Netflix で料理系のオリジナル番組を見るのも好きになりました。
低温調理とか燻製とか、ちょっと凝ったものも面白いかもですが、こういう毎日家族に出す料理を作る技術というのも高めていくと面白いです。

娘の保育園と妻の仕事

4 月から娘が保育園にいくようになりました。自宅から徒歩圏内ということもあり、朝は一緒に送っていくようにしています。
僕が登園時に娘と離れるのが遅いためか、いつも僕が「じゃあねー」という言うタイミングに対して食い気味に先生から「パパいってらっしゃーい」と言われるのが辛い。そんなノロノロしてるつもりはないんだけど、確かに他のお母さん達は早い気がする。。
4 ,5 月は登園時に泣いていることも多かったけど、今はだいぶ慣れたのか保育所内でもナメた態度を取っているらしく、先が思いやられる😩

そして、妻はいったんフルタイムの育児からは離れ、今は自分で仕事を作ろうとしています。

後で書くように家計は結構厳しいので、どこかで手っ取り早くお金を稼いでもらうという選択肢もあったのですが、個人的にも妻には自分の楽しめることをして欲しいなと思っていたので応援したいです。
(とはいえ、家計厳しいので彼女の衣類とかは彼女の貯金から出してもらったりしていて申し訳ない)

💰家計のこと

正社員のグレードを下げて、時短にしたことで給与が半減近くになったわけですが、さらには標準報酬月額的なものの更新が行われるまでの間は、年金の支払いやらでさらに手取りが減るとなり、結構厳しい時期でした(というか今も)😭

単月赤字!

20 代で転職した時以来の単月赤字到来です😱
実際、完全に時短で働くと手取りは 10 万円代になるので、家族 3 人を養うには生活レベルをがんばって落とす必要がありました📉

休職でガリガリ貯金が削られていた後に、さらに単月赤字が待っていたので結構焦りました 😅

いろいろやめる

物欲もあまりなく、旅行も遠方の祖母を訪ねるか四国近辺に行くかぐらいで、贅沢はしてないよなぁとか思ってましたが、やはり知らないうちにお金は使っていたのです💸

コーヒーはインスタントに(これまでは町内で焙煎してる人から買っていた)、お酒は飲まないか飲んでもワンコインワインに(これまでは、結構遠慮なくビール買ってた)、これまで昼は外食がほとんどでしたが一切止めました。もちろん旅行は無し。

孫の顔を見せるというのもあり、実家に顔を出す頻度も増やし、週末は晩ごはんをいただいたりとお世話になるようにもなりました。さらに帰りにいろいろ持たせてくれたりして、マジありがたいです 😭

自炊自炊自炊!

料理担当継続中と書きましたが、とにかく少々疲れていても自炊率を高めるのが現状家計への影響大きいのでがんばっている状態。
外食だと、気をつけないといけない食材を気にするのも面倒だし、自炊のがいろいろ都合がいいというのもあります。

Netflix 最高

ほんと、お金が無いとこういう安い金額で無限にコンテンツを楽しめる系は助かりますね。
やっぱり、お金を使うとこに行くのをセーブしたり、外食を減らして自宅率が高まると娯楽に飢えてくるので、そういう時にすごく嬉しい。

一方で、娘が「動画見るーーー」と Netflix をせがむようになったのは問題です 😅

🎲転職のこと

とりあえず過度な残業せずに週 40 時間ぐらい働くのは普通にできるなというのが分かってきたので、単月赤字脱出のために転職も考えるようになりました。

現状と目指すところ

現職では正社員のグレードが 2 つあって、今は下の方のグレードに下げているのですが、上のグレードは見込み残業時間がとても多いので、結果としてそれが付かない下のグレードは給与がその分下がるという計算になっています。(少なくとも、実際グレードを下げた自分の給与がそうなっているのでそれに近いはず)
また、下のグレードは給与の昇給幅も小さく、このグレードを継続した上で自分の今後を考えるのは少し無理があるなという感じです。

もちろん上のグレードのエンジニアは緊急時の対応や変則的なリリース時間等もありますし、見込み残業時間が上乗せされることに異論はありませんが、今の私の状態的に、上のグレードに戻して、その見込残業時間を前提に働くという選択肢は取れません。
もちろん見込み残業は見込みであって、その分働かなければいけない訳ではないですが、場合によってはそれぐらい要求されるという事を考えれば、そこは「大丈夫です」と嘘を言うよりも、「自分にはそれはできない」と言った方が誠実だろうと思っています。

そもそも下のグレードは小さいお子さんがいる(主に)女性が時短で利用するケースが多いので、一時的なものとして設計されているような気がしなくもなく、現在の会社の体力を考えた時にカバーできる範囲でのグレード制なので仕方ないかなと思っています。

そうなると、週 40 時間ぐらいの勤務が基本で、単月赤字を脱出できるところというのが今自分が目指すべきところかなぁという感じです。そのままですね 😅

働きたい人と働きたい

1 月に書いたエントリでは、今のチームに移ったのは一緒に働きたい人がいるからと書きましたが、そういう意味では今はその人と働けて満足しています。久しぶりにプライベートでもオンラインで読書会やったりして楽しい。

なので、転職するにしても働きたい人がいるところがいいなというところで、僕が懐いていた元 CTO の会社の見学に行ったりしていました。

見学と言いつつ、実際はリファラル採用の流れで職務経歴書事前提出、いきなり人事と開発部長が前に並び、普通に緊張しました。。(紹介してくれた元 CTO も一緒に並んでくれて場を和ましてくれました 😊)

結果としては紹介してくれた人と一緒には働けないという事になり、であればということで立ち消えにしてもらいました。
そもそもそこはリモートワークを推しているような会社ではなく、実際リモートでの採用見込みは薄いかなぁと思っていたので、それが原因、または単に僕の能力不足で普通に不採用でやんわりお断りということだったのかもしれません 😅

久しぶりに転職活動っぽいことをして思ったのですが、最近は職務経歴書書くのもすっごく楽になっているということ。
今回は Dropbox paper で書いて、そのリンクと、一応 PDF を送ったのですが、それで普通に OK でした。加えて、転職ドラフトに登録すると、いろんな人の公開職務経歴書を見放題という素晴らしい機能があり、それを見て研究するのが地味に楽しかったです。

お世辞だったのかもしれませんが、面接で開発部長に「この職務経歴書すごい分かりやすい、これから職務経歴書はこの書き方してもらわない?」と人事の人に話してくれていたのが地味に嬉しかったです。

今後は

地元でいろいろ選択肢があればなぁと思うんですが、「東京の IT企業が〇〇県に進出!」とか新聞で見ても、結局は開発の採用は東京だけで地方はそれ以外だったりするのでなかなか難しいです。

少なくとも娘が小学校を卒業するまでは山に居たいので、地道にリモートで働けるところを探すかなぁというところですね。(とはいえ、貯金は減っていくのでそんなダラダラもしてられないですが 😅)

🌻生活のこと

畑を借りてる

5km ぐらい離れたところで知り合いが移住者向けに貸し農園をやるというので、最初の借り主になってみました。
家にも小さな畑はあるのですが、本やネットは見つつも、どうも我流でうまくいかない事も多いので、「年間通して教えながら」というのに惹かれたのも理由の一つ。

加えて、単月赤字なので、食べ物が手に入るならという現実的な理由も一つ 😅実際、にんじん、じゃがいもなんかは使いきれないぐらい収穫できているので結構助かっています 🎉

また、在宅で仕事をするようになったので、畑で一緒に借りている移住者の人たちと週末一緒に作業したりするのが、自分の数少ない社会活動になっていて、それもまたいいです。
半分仕事で半分遊び、みんな一生懸命やってるんだけど、まあまあゆるい。お昼の仕事もこうやって働ければいいなぁと思うような、そんな時間😊

娘、近所の人

在宅で働くようになっていいのは、近所の人と会う機会が増えること。

そこで見えてきたのは、聞いてはいたけど娘はほんとに近所の人に可愛がられてるんだなということ。よく声もかけてもらっているし、よく遊んでもらってる。
特に娘と同じぐらいの孫を持ってる人たちは、娘を見るのが嬉しいみたいで可愛がってもらっています。

ちょうど仕事終わりぐらいが、娘が保育所から帰ってくる時間なので、娘が「ただいまーーー!」と作業場のドアの前に立つのもとても心が和みます。

最後に

スムーズな復職に感謝

半年前は不安が多くありましたが、結果としてはスムーズに復帰していけた半年間でした。

転職について触れたりもしましたが、あくまで金銭的な理由で、今のチームには復帰後に多くのサポートをしてもらっており感謝しかありません。今後もしっかりと仕事で貢献していければと思っています。

お金は意外と大事だった

単月赤字になり、現状のグレードや昇給ペースでは脱出が容易ではないとわかった時は、結構精神的にも不安定になりました。

現在は、自炊や節約もそれなりに楽しんでやっていますし、妻や両親のサポートもあり「そんないきなり破滅したりしない」と落ち着いてきました。

個人的には「まあ給料は少なくてもなんとかなる」とか言ってた時期もありましたが、今となっては子供もいますし、実際お金が無くなるといろんなことができなくなってしんどいという事を実感し、「お金はそれなりにあった方がいい」と強く感じています。いや、当たり前なんですけど 😅

それでも余裕は大事

思い返してみると、昨年までは週末も難しい顔をして仕事絡みの事を考えたり、手を動かしてしまっていたこともありました。平日はなおさらです。
子育てには積極的にという反面、それでもこれまでの仕事や勉強のペースは落としたくないという気持ちの中で、ただ余裕をなくしてどちらもいまいちなクオリティになっていた気がします。

今は、以前のように業務で使いそうなことは素振りしておく的な事はできなくなってしまっていますが、一方で平日・週末ともに余裕を持って家族に接することができていて、「あー、良い週末だったな」と思えることが自分にも良い影響を与えている気がします。

僕はストレスを溜めやすい気がするので、その点でも平日業後や、週末に良い時間を過ごして、しっかり寝るというのは大事だなぁと思うのでした。

次回の検査まで

何もないことを祈りつつ、楽しく生きていこうと思います。