妻の書く文章が好きだなと思った話
「妻・夫を愛してるITエンジニア Advent Calendar 2016」というひたすらほっこりできる企画があるようで、もう全て枠は埋まっていたのですが流れにのった感じで書いてみる。
妻と私
妻とは職場結婚で、結婚して4年半というところです。(妻は当時 Web デザイナ職でした)
3年前に東京から私の地元の徳島に移ったタイミングで妻は退職しており、昨年に子供が生まれ現在にいたるという感じです。
そんな私が青春時代に憧れた女性、結婚するならこんな人がいい、そう思った女性は「葛城ミサト」さんです。
はい、妻はだいたいこういういい飲みっぷり(と飲まれっぷり)を披露してくれる愛すべき人です。
では本題。
妻が主に文書を書く場所
私が知る限りはこれぐらいですが、もう今は書いていないブログとかもあるみたい。
書く文章が好きってどういうこと?
私は超小説好きって訳でもなく、小説もマンガもアニメもバラエティもちょっとずつ消費する感じです。なので、「文学的に優れているから」とか言うつもりもないし、そんな評価できません。
一方で私は徳島出身で徳島は自称関西圏です。新喜劇を見て育ち、小さい頃から 「話にはオチがあって欲しい」「話には一笑いぐらいあると嬉しい」 みたいな環境で育ってきました。(大阪がどれぐらいエクストリームなのかは知りませんが、まあ紀伊水道と明石海峡隔てた程度に薄まってると思います。)
さてまずは、そういう観点でここ半年ぐらいの Twitter から拾っていきましょう。
ムスメっ子が這うような動きを見せ始めた。名付けて「水平ボルダリング」。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年5月27日
ムスメっ子の最近のお気に入りは、持ちやすくて食べやすい、SONYのCyber-shot。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年6月7日
おでことおでこをくっつけるだけでキャハハハと笑う。可愛くて可愛くて、君が笑うなら何百回でもやるよと意気込むも、いともあっさりとブームは去る。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年7月30日
寝かしつけ中、ふと目を開けると部屋の隅に座る赤子あり。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年7月31日
「座敷わらし!!!」
この夏、「ちょっと待ってくれ!負けられない戦いがここにある!」というセリフを泣いてるムスメっ子に対して何度となく吐いている。蟻を退治しながら。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年8月8日
「大」の字の成り立ちを正確に体現するムスメっ子の寝相2016夏。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年8月12日
離乳食がこんなにも難易度の高いタスクとは知らなんだ。一日のうちけっこうな時間離乳食のこと考えてる。恋か。ちがうわ。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年8月25日
ムスメっ子、最近のブームは指差し確認。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年8月27日
ついついETごっこをしたくなる母はアラフォー。
旦那さんもダウンで残りは一機。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年9月5日
ギョギョギョーー!!
— dannao (@nanaseteppei) 2016年9月19日
あービール飲んで踊りてー。 https://t.co/zcbsTmslps
ショッピングモールでカートに乗ると、大声張り上げ大手を振ってひとり祭り騒ぎ。大名かよ!とつっこんでたけど、たぶん大名そんなことしてない。
— dannao (@nanaseteppei) 2016年9月23日
お分かりいただけるでしょうか。
無味乾燥なツイートとしてポストすることも当然できたであろう一つ一つの文章に、ノリツッコミやワンフレーズのボケが小さいながらも巧みに入れられています。
爆笑でなくてもいい、ちょっと楽しい気持ちになればという健気な努力が垣間見えるツイートの数々は愛おしいという他ありません。
本人的には、あまり真面目に書くと逆に恥ずかしいからというのもあるらしいです。その発想がまた何かをくすぐります。
こういった小ネタの仕込みはブログ記事の各所にも見られます。
ブログ記事も一つ一つが丁寧に綴られていて、主観的な文章でありつつも写真と文章を織り交ぜつつ読み手に優しいものになっていると思います。 もちろんその文章の中における小ネタに期待しつつ読むのも妻の記事を見る楽しみの一つです。
妻にはもっと文章を書いて欲しい
妻は元々旅行好きで、一人で海外にいったりもしていました。 今は仕事も辞め、子育てもあるため以前のように気軽に旅行にという状況ではなくなっています。
ただ、旅行だけにとどまりませんが、彼女のそういう体験記は僕はもっと読みたいし、誰かを楽しませることができるんじゃないかなぁと思っています。(もちろん、それを仕事にとか言うと違う話になると思いますけど、ここではそういう意味ではなく。)
すぐにという訳にはいかないと思いますが、彼女がもっとそういう記事をかけるような環境にしていければなぁと思いますし、彼女の産後の人生設計の一助になればいいなと思っています。
最後に日頃の感謝をこめて、いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。