西脇.rb&神戸.rb と Tokushima.rb を週末はしごしてきた

地方エンジニアのインプット機会の不足がどうこう言われたりしていますが、気合と少しのお金があれば増やす事もできます。(いや、できればお金はもっと抑えたい。。)

愛媛の勉強会には何度かお邪魔していましたが、今回初めて四国を飛び出して行ってきました。

西脇.rb&神戸.rb Rubyistのための英語勉強会 ~英語の読み書きスキルを高めて開発に活かそう~

nishiwaki-koberb.doorkeeper.jp

最近、英語に関しては公私ともに課題感を感じていたので「これは!」と思い参加しました。大事なことなので最初に書きますが、 めちゃめちゃ良かったです!

内容

メモもちょこちょこ取っていたのですが、最初から議事録取る人の指名があり、当日中には全ての資料系も公開されるという運営すごすぎ事案があったので、僕のメモ要らないなという事でリンクだけ貼らせていただきます。

github.com

当日のタイムテーブルも割りと決まっていたり、アイスブレイクあったりですごいなぁーと感心しきりでありました。自分でやる時も参考にしたい。いや、ゆるいのも大好きなんですけどね。

感想

プログラマの英語勉強方法

ほとんど議事録と被りますので、特に頭に残った部分だけ。

「まずは Listening!そして Speaking ! あとカタカナはダメ!」 ということらしい。

これは全部関連があって、聞くのが大事、でも発声できない音は聞けないから声に出すのも大事、そしてそれはカタカナで発音を覚えないための事でもある。 カタカナはホントにダメってのが面白くて、日本語の 50 音は「ん」以外は母音で終わるのだけど、英語の発音記号は子音で終わることが多い。つまり、そもそもカタカナで表すのは不可能ということ。(これ全然分かってなかった。)
加えて、有声子音と無声子音(喉が震えるか震えないか)が分かると、複数形の発音が「ス」か「ズ」かは考えなくても分かるようになると。(喉が震えるならズの方が言いやすい)

英英辞書の使い方 も面白くて、「知ってる単語を調べることに使う」のが大事らしい。和英で調べると意味が出てくるだけだけど、英英辞書だと、その単語のもつニュアンスが分かるのでイメージでも覚えられる。後、例文が平易なものが多いので、単語がパッと分からない時に、知っている単語で説明するための練習にもなるとか。

ここで、Rubyfor でダラダラ書くのが初心者、map 等でスッキリ書くのがわかってる人みたいな感じで英語でも、伝わるけど長ったらしい文章を書く人と、スッキリ書ける人の差が出るらしい。でも、ダラダラした文章でもまずは伝わる事が大事だから、そういう文章も書けるようになるのが大事なんだなと。

それから 自動翻訳はまだお前らには早過ぎる問題 ですね。。やりがちですが。 たまに海外のWeb サービスから自動翻訳っぽいメールが来たりするけど、自分たちも自動翻訳使うと同じようになってる可能性が高いと。最低そこの見分けがつくようになってから使うぐらいがちょうどいい的な心の痛む話しでした。

で、最近はスペルチェッカーツールが優秀だから、まずは分かる範囲で自分で作文してみて、チェックさせることにチャレンジしてみてはというのも、なるほどなーと思った。

命名やコミットログを書くプロセス

後半の実践編は、実際のアプリケーションの issue を解決する事をお題に、その中で発生する命名を問題にして回答する形でした。

英語での命名ももちろん面白かったのですが、ちょっとした名前付けも本当に各チーム、各メンバーがいろんな意見を持っていて、そのメソッドが持つべき意味みたいのもしっかり考えてる人が多くて感心しました。 コードレビューは一般的になりましたが、なかなかそこまで行くための思考プロセスって可視化されないし、お仕事の中でもそこまでやらないので、勉強になったし楽しかった。

もろもろ

県外勢の辛みで、懇親会はゆっくりできなかったのですが、いろいろお話させてもらって「来てよかった!」と心から思える勉強会でした。運営の皆さんの努力はもちろんなのですが、参加者の方もフレンドリーな雰囲気ですごく違和感なく入っていけました。

「子供できたら動けない」という話しばかり聞いたので、自分も再来月からはどうなるのかなぁと思いつつ、またタイミング見つけて参加したいなと思います!

第十三回 Tokushima.rb

第十三回Tokushima.rb | Facebook

案の定前日の疲れが抜けず朝寝坊しての参戦となりました><

たくさん発表があった!

いつもはもくもく会風なのですが、今回は結構みなさんの LT 風の発表が聞けました!もくもくしてる最中に「ちょっとこんなネタが、、」でその人のパソコンに集まれるのはいいなーと思いました。

一本目は私が前日のイベントで聞いた英語勉強法のネタをまとめたものを軽く発表。みんなそんな得意じゃないと言いつつ、実際 Weblio の語彙数テストも普通だったのですが、「洋書とか読み進めるよー」と英語をあんまり怖がっていないのが印象的でした。そういうマインドすごい大事ですね!

二本目は @ka_ さんの ElixirとPhoenixの紹介 でした!ちょっと Elixir 速すぎじゃないかという驚き。しかももう実戦投入してるとこあるのかよと。

三本目は @sunny4381 さんから、とくしまOSS普及協議会と一緒にやっている Ruby講座の次回版資料をひと足お先に見せてもらいました。 初心者向け(?)なんだと思いますが、capybara と Selenium 使って、しかも vagrant で立ち上げたサーバーに対して End2End テストを書くという、密度の高い資料でした。さすがに 30 分の講義じゃ無理じゃないか!

四本目は再び @ka_ さんから rubicure_fuzzy_match を通した、fuzzy_match のご紹介!全然知らなかったライブラリだったのですが、使えそうな予感が。そして、ka_ さんは「カジュアルに gem を作る」ことに開眼したらしい。gem を作る動機になる課題を発見できるぐらいコードを書いてるということにただただ感服でございます。

github.com

将来に向けた取り組みのお話

tokushima.rb ファウンダーの野原さんから、次の徳島で行われる OSC を皮切りに、県外の学生やエンジニアも来てくれるようなジャンルを縛らないテックイベントを定期的に開催したいという構想が語られました。まだこれからな部分も多いようですが、わくわくしますね。(里帰り出産の関係で立ち上げ時期に徳島に居られないのが残念ですが)

次回の tokushima.rb (9/27) でも詳細のお話あるそうなので、興味が有る方は参加されてはいかがでしょうか!

神山.rb 第二回を開催します!

最後は宣伝で。

kamiyamarb.doorkeeper.jp

来る 9/21(月) のシルバーウィークまっただ中に一年ぶりの神山.rb を開催します。

今回は前回の予告(?)通り、負の成分多めのリモートワーク話しも挟もうと思い、リモートワークでも有名な HeartRails さんから数名の方が参加してくれる予定です。
(西脇.rb&神戸.rb の方も来てくれないかなぁなどと妄想しておりますが、まあいかんせん徳島遠い。。遠すぎるよ。。)

もしも遠方から来られる方は、私の自宅に泊まっていただくこともできますので(借りてる家は結構大きいので)、お気軽って訳にもいかないと思いますが、参加登録時にメッセージを書いていただければなと思います。懇親会は美味しいオーガニックワインのお店を予約しておりますので、是非そこまで居ていただければなぁと思います。(無料ではありませんが)

motokurashi.com