保育所の年度が変わる日

全国的にどういう感じかは分かりませんが、私が住んでいる町の、町営保育所は一応通常通り行ってくれています。

一応と書いたのは、コロナウィルスの流行以前とは多少変わったためです。

例えば、子供を朝送っていく時は、保育所の部屋に入り子供が準備をする(カバンからハンドタオルを出したり、連絡帳にシールを貼ったり)のを見守って、朝子供が集まっている部屋に子供を連れて行ってそこにいる先生に軽く挨拶(連絡事項があればここで、なければ「お願いしますー」程度)してから帰るという感じでしたが、最近は、入り口に先生が出てきてくれて、そこで子供も荷物も渡してそこで終わりという感じになっています。(話は違うが、兄弟が両方保育所に通っている親はこれは逆に助かっていそう)

夕方のお迎えも、これまでは隣の廃校になった小学校の校庭で遊んで帰るのが通常でしたが、今は校庭は閉じられてしまっています。

ただ、それ以外は変わらずいつもの時間で預かってくださっていて先生達には感謝しかありません。実際、小さいお子さんがいる先生も少なくないので、きっと先生達の中にも影響を受けている方がいるはずで、先生の負担を考えると預け続けていいのかという葛藤もあります。事実、休ませている親の話も耳にはいってきます。

3/31 で保育所の年度が変わる

昨日で 1 年お世話になった先生ともお別れ(といっても先生は引き続き保育所にはいますが)なので、お礼をいいに夫婦で朝送っていきました。いつもは朝は自分が行っています。

朝からせっせと折り紙の裏にピンクのペンで絵を描いて「これが○○先生な、髪も描けとうやろ」と得意げに見せてくれた 4, 5 人分の先生の絵をそれぞれ封筒に入れて持っていきました。

保育所に着くと、部屋の前では同じクラスの男の子と両親が同じく揃ってきていて先生にお礼を言っていました。「今日ぐらいはね」とお互い謙遜しつつでしたが、似たようなことを考える親が身近にいるのはありがたいことです。

こちらの番になり、妻が先生にお礼を述べ、娘が持っている封筒の束を指して「先生には今渡したら?」と促したりしていました。先生もさっと察してか、自分のを受け取りつつ「他の先生のは後で一緒に渡しに行こうか」と言ってくれていました。

先生は、3 歳以下の子供を担当することが多かったのか、今回娘の 4 歳クラスを見るのは最初は不安だったようですが、「みんなからも助けられてね、ホント助かりました」と一年を無事終えられてホッとしたような感じでした。

その中でも「○○(娘)ちゃんは、ホント情緒も安定しててね」と言ってくれたのが一つ印象的でした。

娘は、誕生日がクラスの中でも最後の方ということもあり、一番小柄です。なので、同じクラスの一人っ子の女の子からも妹分的な扱いを受けたりして、本人もたまに複雑な思いを感じていることがあるようでした。

一方で、クラスの子と休日集まって遊んでいても、他の子達はほぼ例外なく、その時間の中で数回争いを起こし、何度か泣くということイベントが発生しますが、娘に関しては、終始輪の中にいるにも関わらず、争いにはならないという感じで、うまく立ち回っているように見えました。
立ち回るというと言葉が変かもですが、取り合いになりそうになったら、(しぶしぶの時もあるのである意味負けているんですが)貸してあげたり、問題になりそうな局面も「駄目だよ!」のような感じでいい感じに声を張れて、将来的に「空気を読みすぎる子にならないかな」という思いはありつつもいつも安心して見ていられます。

この辺は、一人っ子というのもあり、争い慣れしていなかったり、見せているアニメの影響なんかもあるのかなと思ったりします。
加えて、彼女にとっては遊びは楽しんでやるものという思いがあるようにも感じます。家にいるとどうしても親しかいないので、誰かと遊べるのはホントに楽しいんだろうなと思います。

長期出張時のこと

先生から一つ意外なことを聞いたという点では、昨年私が 1 ヶ月程出張していた時のことでした。

「いつも安定してる〇〇ちゃんがね、パパが出張してる時はすごいうつ向いてて、ホントどうしよーーー、って感じでした」といった風だったらしく、当時一緒にいた妻も「そうだったんだ、ごめんね」と気づいていなかったようでした。

実際、私もできる限り出張先から LINE 通話等やっていたのですが、ちょっと話してもすぐに娘がテレビ見始めたりという感じで「まあ、こんなもんか」とか思っていたんですが、実はすごい寂しい思いをしてたんだなと感じました。

良くも悪くも在宅ワークの親はずっと家にいるので、基本母親べったりだとしても、それが急にいなくなると彼女なりに喪失感があったのかなと。

クラスから一人保育所が変わる子がいた

田舎の保育所なのですが、最近の移住者増もあり、ついに「いつでも受け入れ可」という感じではなくなりました。で、同じクラスの女の子の妹が入れなくなり、元々その子は町外の子で、母親が町役場で働いていて、送り迎えに便利だからと町内の保育所に預けていたのですが、妹が入れなくなったことで、上の子も合わせて町外(その子にとっては地元)の保育所に移ることになりました。

もともと小学校に上がる前にお別れになることは分かっていましたが、それが 2 年も繰り上がってしまいました。とはいえ、小学校でいきなりよりは、2 年地元で友達を作っておくほうがいいのかもしれません。

ただ、クラスといっても、娘のクラスは特に少なく 5 人しかいなかったので、20% 減るという感じで、なかなか寂しい。。

お別れ会

先週の週末に 5 家族集まって食事会及び町内の公民館の一部屋を貸し切って遊ぶというお別れ会が企画されました。

元々はお泊り会を計画していたようですが、各家族のスケジュール等もあり、クラスの男の子の父親が経営するお店でみんなお昼をいただくということになりました。

その男の子のお父さんは、飲食業ということもあり、ことごとく週末のクラス集合イベントに参加できなかったので、せめて最後は一緒にいるのを見て欲しいという配慮のようでした。当日は、シェフとしてみんなの食事を作ってくれつつも、一般のお客さんも入ってきていたので、あまりお喋りできる雰囲気ではなかったですが、見ていただけてよかったのではないかと思います。

当日は結構な雨天で、当初は公園かどこかで遊ぼうという予定だったのですが、あるお母さんの機転で、急遽公民館の一室(といっても、縦 25m ぐらいある大きな部屋)を貸りてくれて、そこで 3 時間程遊び回りました。

いくつかゲームを持っていったりしたのですが、結局追いかけましたり、抱き上げて走り回ったりする方がよっぽど楽しんでくれて、「まだ早かったかぁ」と感じたり。

当日は、クラスの子の兄弟(全員下の兄弟)もいたので、子供が 9 人と大勢で遊べて、親の自分としてもとても楽しい時間を過ごせました。

最後に、みんなで集まりプレゼントを渡しました。うちの娘はその子の家族の絵を描いて渡していましたが「めっちゃかわいい!」とその子が喜んでくれていて嬉しかったです。(その後、雨中の移動でだいぶ濡れてたけど)

親達からということで、うちの妻が作っている親子用イヤリングが贈られていましたが、こういう場で使われるものを作っている妻を誇らしく思いました

f:id:dany1468:20200401074420p:plain

お互いがどう思っていたかは分かりませんが、転所する子と娘は誕生日も近いので背格好(というか顔も少し)似ていて、他の 2 人の女の子よりも気質(絵を描いたり、パズル・ブロックをしたり)も似ていそうなので、ここから影響を受ける先も変わりそうだなと思ったりもします。

また会えるといいなと心から思います。

今日から 4 月

今日も両親揃って新しい先生にご挨拶しにいこうと思います。新しい先生は当日まで子どもたちにも秘密にされるらしく、もちろん親も分かりません。

年齢的には先生といっても、子どもたちにとっては担任と遊んでくれる先生は別なので大きく影響はしないのかもですが、親としては毎日小さくともコミュニケーションする先生なので、こちらが緊張します。

f:id:dany1468:20200401075909p:plain

上のカードは昨日先生からもらったものですが、今年度もよく成長してくれることを願います。

あーーー、先生だれだろーーーー