生活水準の見直しをしてみる

生活水準と書いたが、要は一ヶ月の支出についてのお話。

知らないうちに上がっていく支出額

これまでの社会人生活の中で、何度か単月赤字かそれに相当する程収入が下がるタイミングがあったので、ある程度切り詰めた生活をできるだろうとは思っている。

一方で、家計簿をきちんと付けたりはせず(マネフォにとりあえず放り込んだりはしてるが、それを夫婦で見直したり振り返ったりはしない)、特に子供ができてからは習い事という高額なサブスクが増えたり、子供の衣料品やらも増えてきている。

また、食費も自分が入院して働けなかった頃と比較すると倍ぐらいになっていて、これは単に子供が大きくなっただけでは説明できない。

ついでに、感染症の蔓延で県外に出ることができない代わりに、割と近場の旅行を頻繁にするようになったりしているのも影響しているように思う。

なぜ見直すか?

いきなり危険があるわけではないにしろ、自分の体のことを省みると正直 30 歳台のように働けるとは思えないので、徐々に収入も下がってくると思う。(稼働時間を減らすというのが分かりやすい対策になると思うので)

家族の収入を増やすという手段もあり得るけれど、それよりも節約するというのが現実的な手段だろう。

というところで、まずは自分だけでも支出を無理なく絞れるかというのを一月にやってみた。

やったこと

無理なくというのが重要で、過度にキツくなるとそれはそれでストレスになるのでやっていない。

やったこと 達成具合
外出時は水筒を必ず持ち歩き、雑に外出先でドリンクを買わない 90%ぐらいは達成できた
外出時に小腹が空いたのを言い訳に雑にコンビニ等で買わない 100%達成
お酒を飲まない 正月と来客時以外はほぼ達成
ネットで不要な買い物しない 自転車修理キット/Kindle一冊/2000円のゲーム一本

ちなみに外出に関しては1月は 15 回程度あり、家族での外出や、娘の習い事の送迎、週末の自分の習い事や、友人宅に行ったなどがあった。
雑にと書いた通りで、昼食を外で食べる等は含めていない。

コンビニでちょこちょこ買ってしまうのは油断するとついしてしまいそうになるが、基本的には飲料とセットになるので水筒を持ち歩くことでそもそもコンビニ寄りたくなることを防げたのが良かった。

お酒を飲まないに関しては、正確には年末に買った一升瓶の焼酎の残りをたまにお湯わりで飲んだりはしていたのだが、缶ビールやワインを買い物時に雑に買わないというのは徹底して守れたと思う。
缶ビールやワインも放っておくと、一人計算しても週に 2, 3000円ぐらいの支出になることもあるのでまあまあ大きい。

ネット、つまり Amazon楽天で買ってしまう件もとにかく「見ない」というので防いだ感じ。上の表に上げたものだけで合計 3000 円ぐらいなので通常月に比べると格段に低い。
もちろん、仕事に必要な書籍や生産性のためのソフトウェアなんかは買うのでそちらは 2000 円ぐらいの出費はあったが、まあ不要なものは買わないというのは大事だなと思う。(そういう意味で自転車修理キットは別に不要ではないか)

結果

正月があったにも関わらず、去年は少なくとも 10-11 万程かかっていた食費が 8 万まで減らすことができた。まあ、娘が体調を崩していた週末もあったのでその辺も影響しているかもしれない。

ネットでの買い物に関しては、今月だけだとパッと効果は見えずらいというか、経費にできるものもあったりするのでなんとも。ここは今後も意識しつつ経過を観察したい。

今後

ここから数ヶ月は引越しやら娘の入学やらもありお金が動きそうなので、そういうのが少なそうな今月を選んでやってみたけれど、食費はまあまあの効果があった。
自分はちゃんとお酒を断とうと思えば断てると確認できたことも一つの成果だと思う。

上記には記載しなかったが、整体に2度通っていて、それで合計 6000 円かかっている。これも、自分で努力することで減らしていけるのでそういう部分も気をつけていきたい。

まとめ

確定申告時期になると、お金のことに思いを馳せるのでその流れでやってみたが、なかなか良かったように思う。

一方で、家族のことでお金を遣うべきところで遣えないのも嫌。節約すべきところは節約し、妻や子供を妻方の実家に行く頻度を増やしたり、娘がやりたいことをスッとやらせてあげられるように、バランスをとっていけたらなと思う。